作品展がはじまります🖍
2022.11.08
ナオミ保育園では、毎年「てててて展」と称して、子どもたちが日常取り組んだ描画や製作物を一堂に展示して年齢ごとの成長が見られる会を開催しています。今年も11月14日~11月18日まで事務所前廊下、乳児廊下で開催されます。
0歳児に何が描けるのだろう・・・と思った方もいらっしゃるでしょう。子どもたちが道具を使って表現できるようになるには、様々な過程を経ます。
手のひら全体で物を握っていた手は、指先の活動を通して物をつまむ事が出来るようになり、目的のところにコインを落とす事が出来るようになります。1歳になるとなぐり描きやぐるぐる丸を腕いっぱい動かしながら表現し、やがてそのなぐり描きやぐるぐる丸にもお話の世界や描いた思いが語られるようになります。
「きれいに描こう」「上手に描こう」の思いは一切なく、遊び(表現)を楽しんでいます(2才頃)。3歳は○から手足が出て(頭足人)大好きな人を表現します。
幼児になると描くこと、表現の良し悪しを気にするようになります。4歳児は自分と誰かの比較が育ちます。発達の姿です。その時代はや表現活動が楽しい活動であることを、仲間と体験していきます。
様々な活動で腕や手指の動きが緻密になった子どもたちは、あえて「危ない」道具にも挑戦します。針・トンカチ・くぎ・のこぎりなどは「危ないけど便利な道具」としてその年齢なりの使い方に挑戦します。手が大きくなると同時にその手の使い方が広がってきます。
毎年、その時々の子どもたちの姿によって取り組む題材はちがいます。
一人ひとりや年齢の成長を一堂に会する作品展です。ちいさい手は大きくなるにつれてものを作り出す大きい手になります。毎年成長を楽しみにしてください。子どもと一緒に見学し、お話をいっぱい聞いて下さい。
すみれ組(5歳児)の木工活動の様子です
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