ナオミ保育園では「身体を動かす」ことを大切にしています。「運動ができる子」を育てるのではなく、「自分の身体を知り、スムーズに操作すること」「楽しい！を存分に感じながら自分に自信を持つこと」を目標にしています。

すみれ組(5歳児)は竹馬に取り組んでいます。親子で作って挑戦する竹馬は、バランス乗りから始まり一歩を踏み出すまで個々の道のりは様々です。「すぐに乗れると思っていたのにやってみたら難しかった」と竹馬から遠のく子、仲間の中で励まし合って取り組むまで様々な葛藤を乗り越えていきます。

竹馬が乗れるようになるのは目的の一つですが、仲間の中でどうしたら乗れるか知恵を出し合い、励まし合ってみんなでできるようになる。友達同士支え合って取り組むことが大きな目的です。

ゆり組(4歳児)は「〇○しながら△△をする」という行為がしっかりと出来るようになります。バランス遊びにゆりさんの木ポックリ遊びもあります。木ポックリはバランスを取りながら紐を引っ張って歩くという複数の行為が要求されます。

こばと組(3歳児)では、一人遊びや・群れ遊び（出たり入ったりして群れて遊ぶ）を超えて集団遊び（ルールがある）に変化してきます。追いかけっこをして思い切り走ったり、方向転換や急に止まってみたり。日常の遊びの中で身体を思い切り動かしています。4歳5歳の活動の基礎がここにあります。