親子でいっしょに絵本をよもう!
2022.07.22
絵本の読み聞かせとは、室内でできる親子のふれあいであり、新生児や0歳児でも十分に効果があると言われている、大切にしたいコミュニケーションのひとつです。
絵本を読むメリットは数多くあり、子どもに興味・関心を持たせる、喜怒哀楽など情緒を読み取る力をつける、想像力を養うなどがあげられます。
絵本の効果①コミュニケーションが取れる
絵本を読むということは、現代機器に頼らず、お母さんやお父さんの声で絵本を読み聞かせてあげるということが必要になります。お母さん、お父さんの声というのは赤ちゃんにとってとてもリラックス効果のあるものです。園でも子どもたちは静かに聞き入っていたり、繰り返し言葉で遊んだり、コミュニケーションを楽しんでいます。
絵本の効果②感情の表現が豊かになる
生後6か月頃になると絵本を読んでいる大人の表情から「うれしい」「かなしい」などの感情を読み取るといわれています。
読み聞かせをすることにより赤ちゃんの脳の感情をコントロールする部分が活動します。さまざまな言葉を絵本の読み聞かせによって学び、現実世界に絵本と同じものを見つけると指をさしたり、声を出して反応するなど感情を表現できるようになるでしょう。
絵本の効果③好奇心が芽生える
絵本は子どもにとって図鑑のような役目もあり、街を歩いていて絵本にあったものを見つけると一緒だね、と反応したりします。
絵本を読み聞かせることで好奇心が育ち「あれはなに」と日常の中でもお母さん、お父さんに尋ねてくることも増えてきます。
絵本の効果④想像力が身に付く
言葉が概ね理解できるようになるまで成長したら、違う種類の本も読んでみましょう。今までの簡単な内容の絵本とは違い、物語になっている絵本も楽しめるようになってきます。絵本に出てくる登場人物になりきって絵本の世界に入り込み、登場人物の喜怒哀楽などの感情を読みとろうとします。
絵本世界で人の感情や思いについて学び現実の世界でも他人の感情を考えられるようになるでしょう。
効果⑤本が好きになる
赤ちゃんの頃から絵本に触れることで本が好きな子どもになります。読書量と学校の成績には関係があるというデータもあり、読書を多くするこどもは国語のみならず4教科の成績が良いといわれています。
クラスの子どもたち、片っ端から絵本を引っ張り出し、お気に入りは取り合いになることも…(^^;)
では、読み聞かせをするために一体どのような絵本を選んだら良いのか?
次の記事でご紹介していきたいと思います!