木々の葉が色を変え吹く風の冷たさに秋の深まりを感じるようになりました。季節の変化を感じながら、それを遊びに取り入れて遊ぶ子どもたち。お散歩に出かけると、手に赤や黄色に色づいた葉っぱやどんぐりを大事に握って帰ってきます。落ち葉やどんぐり、小さな虫たちも子どもたちにとっては大切な遊び仲間になります。身近な自然物を使って自由な発想と豊かな表現を楽しんでいます。

そんな夢中になれる遊びの中で、子どもは自ら学ぶ意欲を獲得していくのです。長い人生の中で乳幼児期はたったの6年間。その時代の遊びを通して、子どもは持ち前の個性や学ぶ力を発揮し、その後に待っている長い人生を生きる力の土台を培っていきます。 “ゆっくりたっぷりじっくり”遊び込む時間を、園でももっともっと大切にしていきたいと思います。