保育園では、年に２回～３回「炊き出し訓練」を行っています。

・子どもたちは防災食を食べてみる
・防災用の食器を体験する
・職員は食事提供に対する配慮や行動の確認をする

ということを目的としています。

給食室が使用出来ないことを想定して、カセットコンロでお湯を沸かし、アルファ米のお握りと、乾燥野菜で作った味噌汁を提供しました。

声を掛け合いながら、手の空いている職員みんなで準備をします。

避難場所で食べることも考え、テーブルや椅子を使用せずに食べました。「ピクニックみたいだね」と、いつもと違う食事の仕方を楽しんでいる子どもたちの姿もありました。

災害時にも安心してお腹を満たすことが出来るように、非常食に慣れ、普段とは違う環境や食器を体験し、大人も子どもも落ち着いて行動できるようにしたいと思います。

この日は「引き取り訓練」も行いました。災害の混乱時にも確実に保護者の方に引き渡すことが出来るように、お迎え時には受付で「クラスと名前」を伝えて頂きました。また、防災食の試食もして頂きました。

災害はいつ起こるかわかりません。これからの季節、台風や豪雨も心配ですね。様々な想定のもと訓練を重ね、いざという時に備えていきたいと思います。