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社会福祉法人 ナオミの会 ナオミ保育園

運動会を終えて ~年齢ごとの運動発達~

2022.10.04

10月1日(土)3年ぶりに尾山台小学校での運動会当日、青空の下で子どもたちの元気がはじけました。

ナオミ保育園は子どもたちが、十分に自分の体を使いこなすことができる体力と能力を・・・と保育の課題にします。運動会では年齢ごとに活動の姿を見ることができました。

すみれさん(5歳児)が親子で作って挑戦した竹馬は、バランス乗りから始まり一歩を踏み出すまで個々の道のりは様々です。「すぐに乗れると思っていたのにやってみたら難しかった」と竹馬から遠のく子、仲間の中で励まし合って取り組むまで様々な葛藤を乗り越えてきました。

竹馬が乗れるようになるのは目的の一つですが、仲間の中でどうしたら乗れるか知恵を出し合い、励まし合ってみんなでできるようになる。友達同士支え合って取り組むことが大きな目的です。

バランス遊びにゆりさん(4歳児)の木ポックリ遊びもあります。4歳は「〇○しながら△△をする」という行為がしっかりと出来るようになります。バランス木ポックリはバランスを取りながら紐を引っ張って歩くという複数の行為が要求されます。仲間の中でできたことが子どもたちの誇りになります。その後ゆりさんでは寒くなると縄跳びに取り組みます。

こばとさん(3歳児)では、一人遊びや群れ遊び(出たり入ったりして群れて遊ぶ)を超えて集団遊び(ルールがある)に変化してきます。4歳5歳の活動の基礎がここにあります。

乳児は「あるく」ことを大事に取り組みます。遊びの基礎体力づくりです。朝の登園など時間に余裕をもってバギーを使わない登園ができるといいですね。日々の積み重ねは体力増進につながるはずです。

一人ひとりの子どもたちは行事の度に「やったー」と達成感を得て次に向かう力を蓄えます。行事の取り組みは日ごろのあそびや活動の表現です。日々成長の姿に気づかない時もありますが行事を通して新たな我が子発見があります。

子どもたちは、「○○組になったら」と大きくなることに希望や目標を定めます。泣き顔の場面や、気後れする姿もありますが、仲間の中で励まされたり、大好きな人に依存する姿も次へのステップです。関係者の皆様、子どもたちの運動会を見守っていただきありがとうございました。

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