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社会福祉法人 ナオミの会 西東京市立ほうやちょう保育園

子どもも夏バテする!?

2023.08.02

暑い日が続いていますね。

毎日気温が高く、夏バテになりやすいこの季節。

夏バテは大人だけでなく、子どもにも夏バテの症状が出ることを知っていますか?

〈夏バテの主な症状〉

・温度差による自律神経の乱れ

・発汗による水分・ミネラルの不足

・暑さによる食欲減退

・暑さによる睡眠不足

子どもは暑くても元気いっぱいに思えますが、じつは大人よりも夏バテになりやすいのです。

その大きな原因は、体内の水分の割合です。大人は体重の55~60%が水分ですが、幼児は65~70%と、大人よりも水分の割合が大きいため、汗などで水分が失われると脱水症状になりやすく、夏バテへとつながってしまいます。

〈夏バテを予防する3つの対策〉

①エアコンの温度調節を適切に

➁水分をしっかり補給

③栄養バランスの良い食事を食べる

〈夏バテ予防に効くおススメ食材〉

・豚肉

豚肉にはビタミンB1とタンパク質が豊富に含まれています。夏バテを予防するためには、良質なタンパク質と代謝を促進するビタミン類が欠かせません。とくにビタミンB1は疲労を軽減する作用もあるため、暑さに立ち向かえる身体づくりにおすすめのビタミンです。脂肪の多いバラ肉よりも、赤身が多いモモ肉やヒレを選ぶようにしましょう。

・夏野菜

トマトやオクラ、そしてゴーヤなど、夏野菜をしっかりと食べましょう。旬の野菜は栄養価がとても高く、効率よく栄養を摂取できます。また夏の紫外線は心身へのダメージが強烈ですが、トマトには抗酸化作用の強いリコピンが豊富に含まれています。夏野菜は水分が多いので、子どものおやつとしてもおすすめです。

・大豆製品

納豆や豆腐、味噌など大豆製品にもタンパク質やビタミン、食物繊維がたくさん含まれています。カルシウムや鉄などのミネラルも肉類より多く、脂質が少ないので小さい子どもでも安心して食べられます。ただし、大豆の鉄は非ヘム鉄といって吸収率がよくありません。吸収を促進するビタミンCが多いブロッコリーやパプリカなどとの食べ合わせがおすすめです。

暑い日が続くなか、お子さんがなんとなくいつもより元気がないかも?と思ったら、夏バテの可能性もあるかもしれません。夏バテ対策をして、暑い夏を元気に過ごしましょう!

参考文献:【小児科医監修】子どもも夏バテする!?症状や対処方法をまとめて紹介!こそだてまっぷ

    :【子どもの夏バテ対策】夏バテの原因と食欲がない時におすすめの食べ物・レシピ 保育のひきだし

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