園の社会的役割
-
社会的責任
児童福祉法・保育所保育指針に基づく児童福祉施設として、児童・保護者・地域に対し、保育所の役割を確実に果たす。
-
人権尊重
保育所は子どもの人権に十分配慮するとともに、子ども一人ひとりの人格を尊重して保育を行わなければならない。
-
説明責任
保育所は地域社会との交流や連携を図り、保護者や地域社会に、当該保育所が行う保育の内容を適切に説明するよう努めなければならない。
-
情報保護
保育にあたり知り得た保護者や子どもの情報は、正当な理由なく漏らすことはありません。
詳しくは、個人情報保護規程をご覧ください。 -
苦情相談
苦情受付担当者、苦情解決責任者、第三者委員の設置を行い、利用者等からの苦情の適切な解決に努めなければならない。
詳しくは、苦情相談と仕組みをご覧ください。
年齢別保育目標
-
0歳
- ありのままの姿を受け止めてもらい、保育士との信頼関係の中で安心して生活する。
-
1歳
- 安心できる保育士との関係のもとで、自分でしてみようとする。
-
2歳
- 自我を受け止めてもらう中で、徐々に自分の気持ちをコントロールできるようになる。
-
3歳
- 保育士や友だちと遊ぶ中で、自分のしたい事、言いたい事を言葉や行動で表現する。
-
4歳
- 保育士や友だちと一緒に遊びながらつながりを広げ、意味のある集団としての行動ができるようにする。
-
5歳
- 生活や遊びの中で一つの目標に向かい心と力を合わせて活動し、達成感や充実感をみんなで味わう。
保育の内容
- 健康
-
-
0歳
- 安心して寝入ったり目覚めたりする
- オムツが濡れている時に取り替えてもらい、気持ちのよさを感じる。
-
1歳
- 身の回りのことを援助してもらいながら、自分でやろうとする。
- 一定時間午睡をとる。
- 安全で活動しやすい環境の中で自由に体を動かすことを楽しむ。
-
2歳
- 生活に必要な行動が少しずつ出来るように、身の回りのことを自分でしようとする。
- 好きな遊び、したいことを存分に楽しむ。
- 保育者の表情や言葉かけで危ないことに気づく。
-
3歳
- 身の回りに危険がある事を知る。・進んで身体を動かしあそぶことを楽しむ。
- 身の回りの清潔や衣服の着脱、食事、排泄など生活に必要な活動が自分でできることを喜ぶ。
- 保育者の援助を受けながら、危ない場所やあそび方を知り気をつけようとする。
- 戸外で十分に体を動かし、様々な遊具や用具を使った遊びを楽しむ。
-
4歳
- 健康で安全な生活に必要な行動を知り、自分で出来ることの範囲を広げながら習慣や行動を身につける。
- 自ら進んで全身を使った遊びをして体を動かすことを楽しむ。
- 身近な遊具や用具を使い、十分に体を動かしてあそぶことを楽しむ。
-
5歳
- 健康で安全な生活に必要な習慣や行動の大切さを理解し、自ら守ろうとする。
- 様々な活動を通して全身を十分に使った遊びを楽しみ意欲的に挑戦していく。
- 身の回りの物の始末や片づけの必要性が分かり、見通しを持って進んで行う。
- 危険な物や場所、あそび方が分かり、状況を判断して安全に気をつけてあそぶ。
-
- 人間関係
-
-
0歳
- あやされることを喜び、声を出したり、笑ったりする。
-
1歳
- 生活や遊びの中で保育者を仲立ちとして、簡単な喃語や物のやりとりをする。
- 身近な大人や友だちに関心を持ち受け止め仲立ちして関わっていく事で親しみを持てるようにする。
-
2歳
- 一人遊びを楽しみながら、保育者が仲立ちとなってもらい友だちにも関心を持って遊ぶ。
-
3歳
- 友だちや保育者と共に過ごすことの楽しさを十分に味わう。
- 保育者や友だちと一緒に活動することを喜ぶ。
-
4歳
- 友だちとのつながりを広げ、集団で活動することを楽しむ。
- 自分の思いやしてほしいことを主張しながら、保育士や友だちの考えていることを知ろうとする。
-
5歳
- 生活に必要なことを友だちと一緒に進め、自分の役割を果たすことに喜びを感じる。
- 友だちとの考えや違いやうまくいかない経験を通じて、友だちと工夫したり折り合いをつけたりしながら、問題や課題を乗り越えようとする。
- 友だちと一緒に活動する中で共通の目的を見出し、協力して物事をやり遂げる充実感を味わう。
-
- 環境
-
-
0歳
- 音を聞く、物を見る、握る、つかむ、しゃぶる等の動きを十分にする。
-
1歳
- 戸外の自然に触れながら、植物や小動物などに関心を持つ。
-
2歳
- 散歩や戸外遊びを通して、草花や虫などに触れ興味を広げる。
-
3歳
- 自然物触れ合ったり、野菜の栽培を通して身の回りの自然に興味・関心を持つ。
-
4歳
- 社会環境、自然環境に関心を持ち興味を深める。
-
5歳
- 命の尊さ(強さ,はかなさ)や自分をとりまく大きな世界(社会・世界・宇宙)に気づく。
- 身近な事物見をたり、考えたり、、扱ったりする中で、物の性質や数量、文字などに対する感覚を豊かにできるようにする。
-
- 言葉
-
-
0歳
- 語りかけられることにより、声を出したり応えようとする。
-
1歳
- 保育者の話しかけや絵本を読んでもらうことなどにより言葉を理解したり、簡単な単語を使ったりする。
- 保育者を仲立ちとして話しかけややりとりする中で声や言葉で気持ちを表そうとする。
-
2歳
- 保育者と一緒に簡単なごっこあそびをする中で、言葉のやり取りを楽しむ。
- 保育者の話しかけや絵本を通じてリズムのある言葉や繰り返しの言葉に興味を持ち自分で言うことを楽しむ。
- 生活に必要な簡単な言葉を使ったり、自分の意志や欲求を自分なりの言葉で表す。
-
3歳
- 自分の思ったことや感じたこと疑問や欲求などを言葉で表現し、保育者や友だちとの言葉のやりとりを楽しむ。
- 入れて、貸して等の身近な生活や遊びで必要な言葉が分かり、進んで使ってみる。
-
4歳
- 相手の話を最後まで聞き、自分の経験や考えを話し伝え合う喜びを知る。
- 様々な機会の場で、話したり聞いたりして日常生活に必要な言葉を使う。
- 人の話を聞いたり、自分の経験したことや思っていることを話したりして、言葉で伝える楽しさを味わう。
- 絵本や紙芝居等の内容やストーリーに興味をもち、イメージを広げて楽しむ。
-
5歳
- 人の話を注意深く聞き、相手に分かるように話す中で伝えあう大切さや楽しさを知る。
- 様々な機会や場で積極的に話したりして、生活の中で適切な言葉を使えるようにする。
- 話す相手や生活の場に応じた言葉の使い方や表現の仕方を自分で考え使い分ける。
- 進んで挨拶したり、みんなの前で話をしたりする。
- 絵本や物語などに親しみ想像する楽しさを味わったり、自ら表現したりして言葉の面白さや美しさを味わう。
-
- 表現
-
-
0歳
- あやすと嗤ったり甘えたり、泣いたり、快、不快を泣き方や表情で表す。
-
1歳
- ちぎる、破く、クレヨンでなぐり描きをするなどの手や指先を使った遊びを十分楽しむ。
- 保育者と一緒に歌ったリズム遊びを楽しむ。
- 色々な素材を使った遊びを楽しむ。
-
2歳
- 保育者と一緒に歌ったり、手遊びしたり、リズムに合わせて体を動かしたりして遊ぶ。
- のりやはさみなどに興味を持ち保育者と一緒に使いながら遊びを楽しむ。
-
3歳
- 表現したり、演じたりする楽しさを味わう。・自分のイメージを持って、作ることや描くことを楽しむ。
- 保育者と一緒に歌ったり、手遊びをしたり、リズムに合わせて体を動かしたりして遊ぶ。
-
4歳
- 感じたこと、思ったこと、想像したこと等イメージを広げ、様々な素材や用具を使って思い思いに作ったり描くことを楽しむ。
-
5歳
- 感じたことや想像したことを、様々な方法で自分らしく表現したり、仲間と共に表現し合う楽しさを味わう中で想像力や感性を豊かにする。
-
- 食育
-
-
0歳
- お腹がすき、乳(母乳、ミルク)をゆったりと飲む。
- 安定した環境の中で、乳を飲み心地よい生活を送る。
- 乳汁以外のものを飲んだり、スプーンに慣れる。
-
1歳
- 様々な食品や調理形態に慣れ、楽しい雰囲気のもとで自分で進んで食べようとする。
- お腹が空き喜んで食事をする。
-
2歳
- 楽しい雰囲気の中、保育士や友だちと食事をする喜びを感じながら、いろいろな食べ物や料理を味わう。
- 食生活に必要な基本的な習慣や態度に関心をもつ。
- おかわりしたいものを伝えようとする。
- お腹が空き、喜んで食事をする。
-
3歳
- 料理保育を楽しむ中で、様々な食材に興味を持つ
- 野菜の栽培や収穫を通して、食べ物を大切にする気持ちをもち、残さず食べようとする。
- 楽しい雰囲気の中で、様々な食べ物を進んで食べようとする。
- 自分の食べられる量を知る。
-
4歳
- 食べ物を通して命の大切さを知り、食に関心をもっていろいろな食品を進んで食べる。
- 食材に興味をもち料理を作る楽しさを知る。
- 食べることを楽しみ、まだ食べられない物や苦手な物でも少しずつ食べようとする。
-
5歳
- 食べ物と身体の関係について関心をもち、食事を作ってくれる人へ感謝の気持ちを持って食べる。
- 食器の並べ方や食べ方などマナーを守って食べる。
- 健康と食べ物の関係に興味をもち、何でも残さずに食べようとする。
- 食事のマナーを考え、楽しくおいしく食べる。
-