生活リズムの5つの定点
2023.05.16
生活リズムが崩れてくると、「眠い」「だるい」「疲れやすい」「肩がこる」「イライラする」「肌荒れ」「便秘」など、病気ではないけれど元気がない症状が出てきます。これらは、不定愁訴と言われるもので、自律神経が不安定な時に起こります。これらが長く続くと、本当に病気になってしまいます。
子どもの場合は、「朝起きれない」「食欲がない」「元気がない」「機嫌が悪い」「ゴロゴロしている」「すぐ疲れたという」などがみられたら、要注意!すぐに、お子さんの生活リズムをととのえる必要があります。では、具体的にはどのようにしたらいいのでしょうか?
生活リズムをととのえるには「5つの定点」が大切になってきます。5つの定点とは、起きる時間・朝食・ 昼食・夕食・寝る時間です。この5つの定点を、幼児期にしっかりとからだで覚え、生活リズムを確立することが望ましいです。
~5つの定点~ ①早起き 朝は7時までには起きましょう。朝日を浴びると、体内時計がリセットされます。 ②朝ごはん 起きて活動するためのエネルギー源です。腹持ちの良いごはんがお勧めです。お母さんの握ってくれたおにぎりは最高に美味しいです。 ③ たくさん遊んで昼ごはん♪ 空腹で食べるご飯はとってもおいしいです。
④ 夕ご飯 寝る2時間前には食べましょう。 ⑤ 早寝 遅くとも9時には消灯!部屋を暗くし、テレビやスマホは決して、布団に入りましょう。仕事で疲れたお母さんやお父さんは、思い切って一緒に寝てしまいましょう。子どもが小さいうちは、早寝早起きで、朝活スタイルにシフトしてみるのはいかがでしょうか?
5つの定点を決めて、その時間だけは絶対に守るようにすると、子どもも自律神経が整い、元気でご機嫌に過ごしてくれるようになります。子育てが楽になりますので、ぜひ試してくださいね!
基本、5つの時間はゆずらない。でもたまには、特別の日があってもいいと思います。ただ、1時間以上ずらさないようにだけ注意するとリズムが崩れにくいですよ。