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社会福祉法人 ナオミの会 上北台こひつじ保育園

絵本紹介「かみさまからのおくりもの」

2021.03.19

「ほぎゃあ ほぎゃあ」生まれたての赤ちゃんのもとに、神さまからのプレゼントを携えて天使が飛んできます。ほっぺの赤い赤ちゃんに、神さまから贈られたプレゼントは「よく笑う」でした。赤ちゃんはよく笑う、明るい子どもに育ちました。大きい赤ちゃんには、「ちからもち」元気なこどもになりました。泣いている赤ちゃんには「歌が好き」。歌声のきれいなこどもに育ちました。本書の終わりに作者がこの絵本を作った頃を振り返っています。ついわが子を他の子と比べてしまって「よく泣く、ゆっくりしてる、うちの子はだめだ、なんとかしなくちゃ、親ならみんな心当たりがあると思います。でもそこで我に返り、たちどまることができました。こどもの個性を母親が壊してはならないという事に気づきました。そう考えると、「よく泣く」だって「ゆっくり」だって、神さまからの贈り物だと見えてきます。そして生まれたのがこの絵本なのです。大きくなりいろいろあると思うけど、自分を見失いそうなとき、この絵本を思い出してほしいな。何が起こっても、どっしりと揺るがない土台がここにしめされているからという思いがこめられている1冊です。
保育園では今年この絵本をを大型紙芝居にして毎月の誕生者にみせてお祝いしました。子どもたちのお話に入り込む姿がとても印象的でした 。

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