東京都西東京市保谷町3-13-1

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社会福祉法人 ナオミの会 西東京市立ほうやちょう保育園

幼虫からちょうちょうへ…

2020.07.29

自宅の庭の金豆(みかん科の木)にアゲハチョウの幼虫を見つけました。保育園に連れてくるとすぐに、糸を出して木にぶら下がるようにさなぎになりました。子どもたちは、さなぎを探しながら「どれ?これがちょうちょうになるの?」と不思議そうな顔・・・

玄関を通るたびに、「まださなぎのままだね!」「いつちょうちょうになる?」とさなぎの様子を観察していました。さなぎになって12日目の土曜日、さなぎが黒っぽくなり、羽の模様が見えるようになっていました。それから数時間後、ゆっくりとさなぎの皮を脱いでアゲハチョウが姿を現しました。

羽を広げたばかりのアゲハチョウはとても美しく見事でした。土曜日の大雨の日の羽化だったので、心配しながらも昆虫ゼリーを入れて月曜日まで空に放つのを待つことにしました。月曜日に登園した子どもたちはちょうちょうになったアゲハを見て、「わぁ~ちょうになってる!!」「きれい!」と歓声をあげていました。昆虫ゼリーが入っているのに気づいた子が、「これはカブトムシやクワガタのゼリーだからちょうちょうは食べないよ!」と教えてくれましたが、月曜日に子どもたちと会うまで元気でいてくれてホッとしました。

園庭で遊んでいる子どもたちとアゲハチョウを逃がすことにしました。飼育箱を開けると一瞬とまり「またね!」と挨拶するかのように間をおいて空高く舞い上がっていきました。子どもたちが飛んで行った方向を指さししばらく空を眺め後を追っていました。

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