2月 園だよりから
2024.02.07
子どもたちの言葉って面白い
子どもたちの言葉はこの一年で大きな変化を見せました。言葉は一人では育ちません。聞いてくれる人がいて、反応してくれる人がいて、受け止めてもらって言葉は生きてきます。
幼児さんの食事風景、食べ始めた子どもたちの会話に、職員は思わず笑顔になりました。お野菜が入っているからいやだ・・というお友だちに「一回だけたべてごらん、おいしいよ」「野菜を食べると元気になるよ」お友だちの事を思って思い切りの励ましの言葉です。励まされるお友だちも気持ちが動きます。こんな言葉を掛け合える子どもたちに嬉しくなります。
乳児クラスは今、こんな言葉を発しています。
0歳児・さくらんぼさんは「バス」「ハーイ」「ブーブー」「ポッポー」「パパ、ママ」等まだ片言です。保育士に「バスあったね」「ブーブー行っちゃったね」と言葉に置き換えてもらって言葉を学んでいます。
1歳児・いちごさんは、意思を伝えようと「ダメよ」「イヤだ」「一緒にね」と友だち関係の言語が出てきます。お友だちにカメラを向けていると「○○君可愛いね」と盛り上げてくれたり、「みんなおいで―」と呼び掛けたりしています。まだまだ言葉より手が先に出ることもありますが、お友だちと関わることが楽しくなりました。
2歳児・ももさんの言葉は、見たもの感じた思いを表現しています。風に吹かれ葉っぱが動いていると「葉っぱがダンスしてるね」散歩先で池の看板を見て「水着がないと入れないって書いてあるね」いいえ注意書きでした。友だちが泣いていると心配して「泣き止んだ?大丈夫?」と泣き止んだお友だちに言葉を掛けるももさんです。
片言の言葉から、意思を相手に伝える言葉に成長し、自分の感じたことを表現できるようになり、友だちの思いに沿って声がかけられるようになる。乳幼児期6年間の成長は大きいですね。一人ひとりが発する言葉をもっと真剣に聞いてみると面白いかもしれません。子どもたちとのおしゃべり、楽しんでください。
節分会の様子です