便秘とは、排便が週に3回より少なかったり、排便時に痛みや出血を伴う状態をいいます。

便が溜まっている状態が続くと、腸が鈍感になり、便意を感じにくくなります。また、水分が吸収されて便が硬くなり、更に排便時の痛みが増してしまいます。

適切に治療を行えば、1～2ヶ月以内に「週に3回以上快適に便が出る」状態になります。その状態を続けていると1～2年の間に便秘症が治ることも少なくありません。

便秘症は一旦よくなっても、再発することがとても多い病気です。次のポイントをしっかり押さえて、快適な排便習慣を身につけましょう。

１、生活習慣の見直し

・トイレに行きたくなったら我慢せずにすぐに行くようにしましょう

・ゆとりのある時間に、トイレに座る習慣をつけましょう

・体を動かして腸の運動を活発にしましょう

２、食事療法

・十分な食事量、水分量を摂りましょう

・間食を控え、バランスのよい食事を心がけましょう

・野菜、海藻、果物、芋類、豆類などの食物繊維が効果的です

３、薬物療法

・便を軟らかく保ち、いつも直腸を空にしておくことが大切です

・浣腸や薬は癖になるものではありません

・自己判断での減量や中止はせずに、医師と相談しながら正しく服用しましょう

最後に、便秘対策のヒントになる姿勢や動きを取り入れた「うんちっちたいそう」をご紹介します。

お子さんと一緒に楽しく踊ってみてください♪