歯の健康教室
2022.08.23
幼児組さんを対象に歯みがき指導を行いました。
寝る前にチョコレートを食べてそのまま眠ってしまったカバくん・・・
「あ~!たべちゃだめだよ~!」「むしばになっちゃうよ~!」と心配そうな子ども達。
虫歯にならないためにはどうしたらいいかな?みんなで一緒に考えました!
1、好き嫌いしないで何でもよく噛んで食べよう
丈夫な歯を作るためには様々な栄養をバランス良く摂ることが大切です。顎の発達、歯並びのためにもよく噛んで食べましょう。また、よく噛むと唾液がたくさん出て、口の中を洗い流し、虫歯を防いでくれる役割もあります。
2、おやつは時間を決めて食べよう
子どもが欲しがる度に食べ物を与え続けていると、お口の中が常に酸性になり、虫歯になりやすい状態になってしまいます。
3、食べたら歯をみがこう
虫歯になりやすい奥歯の溝、歯と歯ぐきの間、歯と歯の間、歯の裏は特に丁寧にみがきましょう。
4、仕上げみがきをしてもらおう
仕上げみがきは9歳頃まで必要です。子どもが嫌がる場合は、力加減を調整し、痛がらない歯ブラシを選びましょう。上唇小帯(上唇の内側にあるヒダ)を指でガードしてあげるのも効果的です。
持参した手鏡と歯ブラシを使って、実際に歯をみがいていきます。
自分のお口の中を初めて見たお友達もいて、興味深々!
まずは、歯ブラシの持ち方の練習です。
歯ブラシのお顔と自分のお顔を合わせて「こんにちは」の持ち方。
→下の奥歯、前歯をみがく時に使います。
歯ブラシのお顔を反対にして「さようなら」の持ち方。
→上の奥歯をみがく時に使います。
歯みがきは、乳歯が生えはじめる生後6ヶ月頃からの開始がおすすめされています。
まずは、大人の指にガーゼを巻いてお口の中をやさしく拭うなど、お口の中を触られることに慣れることから始めましょう。
はじめは短時間でも大丈夫!歯みがきをさせてくれた時はたくさん褒めてあげましょう。
お歌を歌ったり、歯みがきの絵本を読んだり、お気に入りのお人形に歯みがきをしてみたり、歯みがきが楽しい!と思える体験がおすすめです。
歯みがきを毎日の楽しい習慣にして、お口の健康を守りましょう♪