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社会福祉法人 ナオミの会 上北台こひつじ保育園

3月 絵本紹介

2022.03.04

「自分の好きな絵本はなんですか?」ふっと考えてみた時に思い出す絵本をお子さまに読んだことはありますか?

その絵本の対象年齢が子どもに見合っていなくても子どもたちは「大好きな方の絵本」と言葉を添えて読んであげるだけでも興味がわき、うれしい気持ちになります。

 絵本は読み手の言葉のトーンや安心感で子どもたちの聞こうとする気持ちがかわってきます。絵本を通して気持ちの共有を体験してみてはいかがでしょうか。

【子育てしている方におすすめ絵本】

〇ちょっとだけ(龍村有子 福音館書店) 

この絵本の主人公は自分に妹ができ、お母さんが忙しそうな姿をみて自分なりに色々なことをやってみようとします。「お姉さんになったから」と頑張るお姉ちゃんになったなっちゃんですが、眠くなった時だけは、どうしてもお母さんに甘えたくなります。「“ちょっとだけ”でいいからだっこして」とお母さんにお願いしてみると、お母さんにはなっちゃんの大切なお願いがちゃんとわかりました。「いっぱいだっこしたいんですけど、いいですか?」とお母さんはなっちゃんのことを、いっぱいだっこしてくれたのです。お姉さんになったことで感じる張り切る気持ちとその裏に隠されているまだ甘えていたい切なさ、そしてそれを乗り越えることで成長していく子どもの姿を、母親の深い愛情とともに描いています。

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