ある日の園庭での出来事です。

5歳児クラスの子どもたちが園庭であそんでいると、1歳児クラスの子どもたちがお散歩へ行くために靴を履きにベランダへ出てきました。その姿がかわいくて5歳児クラスの子どもたちは「靴はかせてあげようか」と、声をかけ自分たちよりとても小さな1歳児の靴を持って来て、真剣な表情をしながら優しい手つきで履かせてあげていました。

なかなか、かかとが入らない時は、1歳児の子どもを「立って」と促しながら立たせて、靴の後ろを抑えながらかかとが靴の中に入りやすいように履かせてあげていました。

5歳児クラスの子どもたちは、今まで自分たちがやってもらってきたことを、今度は自分たちより小さい子どもたちにやってあげることが、自然と出来るお兄さんとお姉さんです。優しい姿にみんなからの憧れはより一層大きくなっています。また、1歳児の子どもたちは、いつもは「イヤイヤ～」なんて言っちゃうところですが、履かせてもらって嬉しい～でした。お互いになんともかわいい子どもたちです。