ナオミ日記

園便り 平成29年11月

2017.11.13

児童、青年、家庭の精神科医、保育関係の研修で「人間が健康でかつ幸福に生きるために、子育てとは人間関係を作って行くこと」と指南した佐々木正美先生(児童青年精神科医)が亡くなりました。多くの事を私達保育士は教えてもらいました。
『子ども達にとって大切なことは“あそび”の中で培われていきます。
子どもはまず、子ども同士で十分に遊ぶことが必要です。遊びの中で友だちから学び、友達に教える事によって、友達を信じる力、自分を信じる機能を育てていくのです。
平成30年4月新保育指針が施行されます。乳幼児の遊びや人間関係が将来の人格形成に大きく影響する事が強調されました。』佐々木正美先生がかねてより強調して教えていたことです。10月園だよりでも来年度から施行される保育指針に触れてきました。職員も各種研修に参加しています。

乳幼児とスマートフォン(朝日新聞より)
0歳児の20%がほぼ毎日スマートフォンで動画や写真を見ている――。民間シンクタンクのベネッセ教育総合研究所が育児中の母親を対象とした調査で、こんな結果が出た。4年前の前回調査から約6倍に増え、親が手を離せない時などに乳幼児にスマホで遊ばせる「スマホ育児」が急速に浸透しているようだ。
 調査は3月に東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏に住む生後6カ月~6歳児がいる母親3400人を対象にネットで実施した。
 スマホを持っていた92・4%の中で、「子どもは家庭で1週間あたりどれぐらい見たり使ったりしているか」を尋ねたところ、「ほとんど毎日」と答えた0歳児の親は20・0%(前回調査3・5%)いた。ほかも1歳児24・4%(同10・7%)、2歳児25・9%(同18・9%)、3歳児23・2%(同19・9%)、4歳児20・0%(同10・7%)、5歳児15・6%(同12・3%)、6歳児18・4%(同8・2%)とすべての年齢で前回調査を上回った。
頻度にかかわらず子どもがスマホを使うとしたのは71・4%で、どんな場面で使っているかを複数回答で聞くと「外出先での待ち時間」が33・7%で最多だった。「子どもが使いたがるとき」が29・7%、「子どもが騒ぐとき」が23・5%、「自動車、電車などの移動」が21・6%、「親が家事で手が離せないとき」が15・2%と続いた。全体では1日あたりの使用時間は15分未満が最も多く、70・2%(同87・6%)だった。

スマートフォンをまったくないものにすることは出来ない環境で子どもたちは育っています。手のかかる年齢の使用率が気になるところです。
昔「テレビに子守りをさせないで」と言われた時代がありました。情報が一方的に入ってくる(受け身)テレビ環境を危惧したものです。スマートフォンはもっと手軽にその環境に子どもを置く事になります。せめて母親や周りの大人たちの「どうしたの」の言葉かけとぐずっている自分をわかろうとしている大人が、周りにいる安心感を感じさせてあげたいです。電車の中でぐずる我が子にスマートフォンをさっと渡す光景を目にするようになりました。どうか言葉なくものを渡してその場を解決しないでください。せめて「どうしたの」と声をかけてあげて下さい。子どもはぐずったり泣いたりは仕事の一つです。気持ちをうかがう言葉を掛けてあげて下さい。
また小さな画面に見入る子どもたちの視力、姿勢も気になります。お節介かもしれませんが「スマートフォンに子守りをさせないで」と伝えたい心境になります。(藤巻)