ナオミ日記

園便り 平成29年9月

2017.09.19

プール:水遊び
雨が多かったとはいえ、保育園の庭に晴れた日のプールから聞こえてくる子どもたちの歓声はいいものです。
プールから上がった子どもたちの満足顔も「やったよ!」と一つの成果を態度に表しているのがまた誇らしそうでいいです。
天候に左右されますが、思い切り夏を楽しませてあげたいと思う夏でした。成果のほどは3面に記載しています。

乳幼児の「教育」
「教育」と言うと学校・教育機関が行う行為と理解する。
「教育」という言葉には“教える”“育てる”と言う2つの意味があります。受ける子どもたちは“教わる”“育つ”が教育によってなされる行為でしょうか。
一方「保育」は“育てる”一点に特化するのでしょうか?否、それは大きな勘違いです。
子どもたちは様々な友達とかかわりながら、自分の感情の収めどころを学びます。
数学者の秋山仁は
「世界で活躍する人間になるか否かを測るにはIQ「知能指数」ではなく、
EQ「感性指数」がそのバロメーターになる。IQは20%しか関係しない」と紹介しています(TIME誌)
EQとは「遊ぶ中で起きる人間関係への関心、何かがあったときに問題を解決しようとする力」問題処理能力です。人とかかわる力です。
子どもたちは今を生きてストレートに自分の感情をぶつけて、諭され、我慢を学び、自分の感情を自分でコントロールします。2歳児が自立から自律へと成長していく姿の中にも見られます。
例えば:親「ご飯だから○○をやめてこっちおいで」
子「いやだー」と頑として動かない。から
子「わかったご飯終わったらまた○○やっていい?」
身近なところでは、こんな姿に出会いませんか。
友達とのトラブルを乗り越える時も、様々な感情が働くけど主張と我慢を繰り返して、コントロール力(自律)をつけていきます。仲間の中で学ぶ大きな学びです。
そのような場面が保育の中にはたくさん見られます。問題の投げかけはその時々に保育士が対応しますが、「どうしてこうなってしまったんだろう」「どうしたらよかったかなー」「今度はこうしよう」と子どもたちは自らその答えを見つけていきます。1歳、2歳で「いやだー」と自分の感情で主張した姿は、仲間や大人との中で「考える」(どうしたいの、どうしたらよかったかなー)行為を繰り返して折り合いをつけることを学んでいきます。
IQも侮れませんが、問題処理能力は一面こんな場面で子どもたちの成長に影響しています。
平成30年4月から「新 保育所保育指針」が施行されます。
保育指針を10月号でご紹介します。

もうすぐ運動会です
年長すみれさんは、仲間と共に竹馬に挑戦中、どうしたら乗れるようになるかなーと個々に努力する姿・友達に竹馬を支えてもらって励ましの中一生懸命取り組む姿などが見られました。 一人ひとりの成長にドラマがあります。どうぞ一人ひとりを応援ください。
子どもたちにとって運動会は成長の姿をみんなに見てもらう発表の日です。いつもはできてたことが、当日できないというドラマにも出合います。「多くの人に見られている緊張」や「感情の揺れ」も成長のすがたです。今年はどんな姿に出会えるでしょうか?
お父さんお母さんもスマホの着信を止めて子どもたちの姿に集中していただけますようまた大きいクラスの子どもたちの競技はわが子の成長の見通しにもなるでしょう。どの子も応援していただけると幸いです。(藤巻)