ナオミ日記

園便り 平成28年12月

2017. 4.27

病後児保育バンビ創設50年を祝って
ナオミ保育園で病後児保育バンビ室が開設したのは1966年6月7日です。
現在では病児保育も病後児保育も保育の一つの形として、子どもの状態に合わせて利用されていますが、50年前、このような病児の形が出来る事を誰か想像したでしょうか?「子どものためにも、働く親(特に婦人)のためにも必要なのです」と親の涙から始まった病児保育は幾多の困難をナオミ保育園の父母や保育者・園に支えられてきました。1975年保育園が新園舎になり、その中に病後児保育室が設けられたのは、その事業に感銘を受けた三菱財団の援助がありました。当時800万円の寄付を病児保育室建設へ寄付を頂きました。
病後児保育50周年を祝う会が平成28年11月26日(土)に行われました。第一部の記念講演に臨床心理士 帆足暁子氏の記念講演テーマ「思春期を見通した育児と保育」のお話がありました。
ナオミ保育園OB小林マミさんからバンビの歴史に触れたお話を伺い、改めて50年の時を振り返りました。
現在のバンビ報告をバンビ担当山本里江(看護師)より。2009年4月より世田谷区の委託を受けて補助金で運営される形に変わり、地域の子ども達が利用するようになりバンビの体制が大きく変わりました。
現在はナオミの子どもと近隣園の子ども達の利用状況は5対5です。近隣園の子
ども達の利用が増加傾向にあります。ナオミの子どもたちの利用人数は年間250
名前後で一定の利用人数で推移しています。
ニ部は会場転換を経て、50年の各時代報告を行いました。
設立当時の保育を担当した当時の保育士からの報告、バンビの運営が共済費で支えられていた41年間、新たな制度(補助金による運営)への移行の決断をした父母会長(当時)からの報告がありました。
職員バンドによる「ナオミの歌」3曲が披露され、最後に「僕らははじけて飛んでいく」の会場大合唱で閉幕しました。
歴史の道のりを振り返り、これからのバンビを考えるきっかけになりました。

てててて展
 小さい手から大きな手へ


ナオミ保育園では、毎年「てててて展」と称して、子どもたちが日常取り組んだ描画や製作物を一堂に展示して年齢ごとの成長が見られる会を開催しています。今年も11月30日~12月7日午前中までホールで開催されています。
0歳児に何が描けるんだろう・・・と思った方もいらっしゃるでしょう。
子どもたちが道具を使って表現できるようになるには、様々な過程を経ます。
手のひら全体で物を握っていた手は、指先の活動を通して物をつまむ事が出来るようになり、目的のところにコインを落とす事が出来るようになります。1歳になるとなぐり描きやぐるぐる丸を腕いっぱい動かしながら表現し、やがてそのなぐり描きやぐるぐる丸にもお話の世界や描いた思いが語られるようになります。
「きれいに描こう」「上手に描こう」の思いは一切なく、遊び(表現)を楽しんでいます(2才頃)。3歳は○から手足が出て(頭足人)大好きな人を表現します。お話をいっぱい語る子ども達です。絵は物語なのです。
幼児になると描くこと、表現の良しあしを気にするようになります。4歳児は自分と誰かの比較が育ちます。発達の姿です。その時代はや表現活動が楽しい活動であることを、仲間と体験していきます。
様々な活動で腕や手指の動きが緻密になった子どもたちは、あえて「危ない」道具にも挑戦します。針・トンカチ・くぎ・のこぎりなどは「危ないけど便利な道具」としてその年齢なりの使い方に挑戦します。手が大きくなると同時にその手の使い方が広がってきます
毎年、その時々の子どもたちの姿によって取り組む題材はちがいます。
一人ひとりや年齢の成長を一堂に会する作品展です。ちいさい手は大きくなるにつれてものを作り出す大きい手になります。毎年成長を楽しみにしてください。