ナオミ日記

園便り 平成28年11月

2017. 4.27

うんどうかい 子どもの体力
10月15日(土)久しぶりに天気の心配をしないで迎えた運動会当日、青空の下で子どもたちの元気がはじけました。

子どもの体力の低下が叫ばれて久しいのですが、2016年10月、文部科学省が行っている「体力・運動能力調査」によると、『現在の子どもの体力・運動能力の結果をその親の世代である30年前と比較すると、ほとんどのテスト項目において、子どもの世代が親の世代を下まわっています。一方、身長、体重など子どもの体格についても同様に比較すると、逆に親の世代を上回っています。  このように、体格が向上しているにもかかわらず、体力・運動能力が低下していることは、身体能力の低下が深刻な状況であることを示しているといえます。 また、最近の子どもは、靴のひもを結べない、スキップができないなど、自分の身体を操作する能力の低下も指摘されています。  子どもの体力の低下は、将来的に国民全体の体力低下につながり、生活習慣病の増加やストレスに対する抵抗力の低下などを引き起こすことが懸念され、社会全体の活力が失われるという事態に発展しかねません』と提言しています。「生活が便利になると人間が退化する。」厳しい声が聞こえる昨今ですが、ナオミ保育園は子ども達が、十分に自分の体を使いこなすことができる体力と能力を・・・と保育の課題にします。運動会では年齢ごとに活動の姿を見ることができました。
親子で作って挑戦した竹馬は、バランス乗りから始まり一歩を踏み出すまで個々の道のりは様々です。
「すぐに乗れると思っていたのにやってみたら難しかった」と竹馬から遠のく子
仲間の中で励まし合って取り組むまで様々な葛藤を乗り越えてきました。
竹馬が乗れるようになるのは目的の一つですが、仲間の中でどうしたら乗れるか知恵を出し合い、励まし合ってみんなでできるようになる。友達同士支え合って取り組むことが大きな目的です。今、子どもたちは園庭で、誇らしげに竹馬を乗りこなしていますが一人ひとりにドラマがあって足の指にまめを作って努力した結果です。
バランス遊びにゆりさんの木ポックリ遊びもあります。4歳は「○○しながら△△をする」という行為がしっかりと出来るようになります。バランス木ポックリはバランスを取りながら紐を引っ張って歩くという複数の行為が要求されます。仲間の中でできたことが子どもたちの誇りになります。その後ゆりさんでは寒くなると縄跳びに取り組みます。
こばとさんでは、一人遊びや群れ遊び(出たり入ったりして群れて遊ぶ)を超えて集団遊び(ルールがある)に変化してきます。4歳5歳の活動の基礎がここにあります。
すみれさんのからだを使った遊びを通して仲間を知る、毎日のドッヂボール遊びに熱気を帯びるのを感じます。
乳児は「あるく」ことを大事に取り組みます。遊びの基礎体力づくりです。朝の登園など時間に余裕をもってバギーを使わない登園ができるといいですね。日々の積み重ねは体力増進につながるはずです。
運動会はお弁当の用意や、早朝からのお手伝いありがとうございました。年齢ごとに取り組みは違いますが、子どもたちの成長の姿を感動のまなざしで見ていただきありがとうございます。
一人ひとりの子どもたちは行事の度に「やったー」と達成感を得て次に向かう力を蓄えます。
行事の取り組みは日ごろのあそびや活動の表現です。日々成長の姿に気づかない時もありますが行事を通して新たな我が子発見があります。
子どもたちは、「○○組になったら」と大きくなることに希望や目標を定めます。泣き顔の場面や、気後れする姿もありますが、仲間の中で励まされたり、大好きな人に依存する姿も次へのステップです。子どもたちの運動会を見守っていただきありがとうございました。(藤巻)