ナオミ日記

園便り 平成28年5月

2017. 4.27

今年度新入園児は33名でした。いつもなら親入園児のひよこさんの鳴き声がにぎやかな園庭ですが、今年度は「しずかだねー」と声をそろえるくらい静かと思いきや、保育室の新年度のてんやわんやは例年と変わらずでした。新しい環境・知らない大人・いつもと違う雰囲気に不安になったり泣きたい気持ちになるのは自然のことです。ここを通り抜けて「おうちじゃないけど、安心できるところ」「お母さんじゃないけど大好きな先生」に変わっていくこれからの時を大事に過ごしたいです。
新入園児のお父さん、お母さん、ご家族の皆さんには慣れ保育期間、登降園にご配慮いただきありがとうございました。慣れ保育は職員にも子どもの特徴を見つけて、「どうしたら寝られるかな」「ミルクはどれくらいの温度で飲むかしら」「オムツ替え…」等々その子を知る大事な期間でした。そして子どもたちにとっては自分の居場所を確認する期間です。
 子どもたちの成長はあっという間。これからの成長変化をみんなで喜び合いながら見守っていきたいですね。
 さて5月は子どもの日がありますね。1948年「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」という趣向で定められた祝日です。古来は五月節句として男児の成育を祝う日でした。現在は子どもたちの健やかな成長を願う日として定着しています。この前後になると子どもたちの情報と共に子どもたちの体力について報道があります。近年警鐘の一つには瞬発力・瞬間的な力について報道がなされます。「あっ」と言うとき瞼を閉じて自分の目を守る、咄嗟の時に身をかわす力もその一つです。近年保育園でも子どもたちにつけたい力として意識してきましたが、確かにその力は減退傾向にあるように思います。
 できるだけ怪我のない環境作りに努めているところですが、一人ひとりに付けたい力は、危機回避の能力です。走っていてぶつかりそうなときに身をひるがえす、転んだ時に手を出して顔や頭を守る。体験から学ぶしかないのですが、その基礎は遊びの中でつくられていくと思っています。
日常の保育活動、散歩や遊びは子どもたちの体力づくりに寄与するものです。
思いきり遊ばせてあげたい乳幼児期です。

 4月熊本が大きな地震に見舞われました。長い期間学校の授業が再開できず、入学したばかりの1年生も登校できないでいましたが、先日場所を変えてやっと授業が再開されたと報道されました。
 熊本県内の保育園は少なくとも22の認可保育施設が、熊本地震で建物が損壊するなどして休園していることが、取材で分かったそうです。5月2日現在で避難者が500人以上いる8市町村に聞いたところ、熊本市など4市町で休園施設があり、園児約2150人が普段通っている保育施設に通園できないでいる。再開した施設でも県外避難などにより、8市町村で約9600人が欠席していました。地震発生から5月5日で3週間を迎えるが、子どもたちや働く親たちの日常が戻るには、しばらく時間がかかりそうだとの毎日新聞からの情報です。他人事ではありません (藤巻)